『動くカラダの基礎知識』公式ブログ|カラダ知るジムBODY TIPS

筋肉をつかうコトが下手な人

昨日、私のフェイスブックで書いた記事
ご覧になってない方はこちら
膝に痛みがあるとおっしゃる方のお話

 

昨日は、しゃがむとスゴいカラダのねじれが顕著で
その膝の痛みが膝から来るものではないということを
写真をお見せするコトで理解してもらおうと思い書きました

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しかし、この手のコトは本人がカラダの使い方を変えない限り
また同じ状態に戻ってしまうのは明らかなので
何がそうさせるのかを理解することが大切です

 
この方は太腿の前と後ろの筋バランスが極端に悪く
おそらく後ろ側の屈筋を日常生活であまり使わないのでしょう
このスクワット動作時、ほとんど後ろのハムストリングスに収縮がない

 
立つ時もしゃがむ時も前側の伸筋である大腿四頭筋だけがカチカチ
これってかなり多くの人が陥るパターンでもあります
じゃあ、どんな筋肉のつかい方がよいのでしょう?

 
筋肉は基本的には主働筋拮抗筋という関係性で動きます
そして、筋肉は繊維の走行に沿って一方向にしか収縮しません
つまり、筋肉は一方向に縮むしか出来ないということ

 

でも、そうしたら元に戻れず困ってしまうので
裏側にある拮抗筋の収縮で事なきを得ています
太腿ではハムストリングスと大腿四頭筋のペアがそれにあたります

 
では、普段あなたが椅子に座る時
膝を曲げる屈筋であるハムストリングスが主働筋として働き
拮抗筋となる伸筋側の大腿四頭筋は働かずゆるんで伸びていますか?

 
そう言われてもそんなこと気にしたことないですよね?
だったら今、そこで太腿の後ろに片方でいいので触れながら
椅子に座るとハムストリングスがどうなるか感じてみて下さい

 

たぶん、ほとんどの人が収縮せずぷるんぷるんしてるハズ
椅子に座る時は重力や自分の体重が負荷になるので
ほとんどその筋肉を使っていないと思います

 

片や、前側の伸筋である大腿四頭筋は硬くなってませんか?
それはエキセントリック収縮という筋力発揮をしているから
これについて説明すると長くなるのでまた今度(^_-)

 

そして、立ち上がる時は膝を伸ばす伸筋が主働筋になり
また大腿四頭筋をおもいっきり使ってハムストリングスは使わず
結果的に、大腿四頭筋ばかり使ってる状態です

 

そもそも太腿のこの2つの筋肉は伸筋が圧倒的に強く
屈筋であるハムストリングスの力は伸筋の50〜60%と言われており
日常動作の椅子に座るなどでは上記のような使い方になっても頷けます

 

ですが、それも程度問題です
この拮抗バランスがあまりに悪いと痛みにつながるリスクは上がり
運動も下手にしてしまうのでスポーツする人ならより気をつけないといけません

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では、どうしたらよいのかと言うと
ここでもうひとつのキーワードについてお勉強が必要です
それは「二関節筋」というモノ

 

ハムストリングスや大腿四頭筋はまさしくこの二関節筋です!
膝関節だけでなく、股関節を跨いで2つの関節に作用します
裏表で二関節筋同士がバランスをとって共収縮する仕組みがあります

 
そういう筋肉のつかい方をもう少し覚えていかないと
今回の膝の痛みなどにつながる可能性は増してしまうのです
その動きを身につけることは全然難しいことではありません

 
ただ、それよりもこういう筋肉のしくみを知っていることが大事
知らないととんでもないコトをカラダに強いることになり
どんどん運動の下手な人になっていきます

 
われわれ人間は動物です
動いてなんぼです
動けるカラダをつくりましょう!

 

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