『動くカラダの基礎知識』公式ブログ|カラダ知るジムBODY TIPS

解剖アプリで筋肉は学ぶべからず

こんな便利なモノ、昔あったらもっと勉強したのに!
なんて、思った方も多いかもしれません。
確かに便利でわかりやすいと思います。

 

私もいくつかDLして使っています。
ただ、これで解剖学の勉強をしたことは一度もありません!
使うのは専らセミナーで説明する時の視覚的な補助教材としてです。

 

なぜなら、絵も記述もかなり不明瞭だから!
間違っているとは敢えて言いませんが、足りないのです。
少なくともプロ仕様ではありません。

 

もちろん、よい面もあります。
カラダの構造を3Dで立体的に把握するには持ってこいです。
視覚情報に依存している人が圧倒的に多いので大いに役立つ方には役立ちます。

 

ただ、情報が不十分な分だけ理解が中途半端になります。
例えば、みんなの好きな大腰筋を例にとるなら
この筋肉の起始・停止はどんな感じで骨についているのでしょう?

img_3205

 

ある有名な解剖アプリでは言葉での記述も不足だし
肝心の絵もまったくもってアバウト!
この絵だと胸椎12番から腰椎4番までの椎間板を含むすべてに連続的に付いているようにしか思いません。

 

停止も小転子に付いているだけ。
でも、実際は起始も停止も丸っきり違います。
危険なのは、記述をほとんど読まずに絵だけ見てわかった気になってる人。

 

そんな人に大腰筋の作用を尋ねたら教科書通りに答えられたとします。
例えば、その中のいつも私が一番大切だと言っている作用、『腰椎の安定化』
これをその人はどういう解釈で理解するのでしょう?

 

まだ意味がわからない人もいるかもしれないので、もう少し丁寧に言い直すと
どのように、どの方向に大腰筋は腰椎を安定化させてくれるのでしょう?というコト。
あまり考えたコトないなぁ〜って感じじゃないですか?

 

その安定化は、矢状面の安定性、つまりカラダの前後方向の安定性なのか
前額面、つまりカラダの左右方向の安定性なのか、それとも・・・
その答えを導くには、もっと正確な起始・停止の理解とビジュアル化が不可欠です。

 

前回も言いましたが、大腰筋は一筋縄ではいかない面倒臭いヤツなんですよ〜
だから、講座でも徹底的に詳しくお伝えしているわけです。
少しでも気になる方は、きちんとした解剖学書で調べてみて下さい。

 

知らなかった人はひっくり返るくらい想定外の大腰筋に出会えるでしょう!
そして、全部を調べ尽せたら何かご褒美をあげたくなるくらいスゴい快挙です!
是非、チャレンジしてみて下さい (^-^)

 

そして、最後にお知らせです。
今年の秋口までやっていた人気講座『動くカラダの基礎知識』
まさしくこのブログと同名の解剖学講座が来年1月より復活します!

 

まずは、広島での開講です。
1/25よりスタートし、毎月1回、全4回の4ヶ月間で全身の骨と筋肉を学びます。
それはありきたりの解剖学講座ではなく、動くカラダを作る、理解するための動きの解剖学です!

 

秋までに行っていた内容を大幅に刷新しての改訂版です。
またまた、私の現時点での最新、最高の情報を詰め込んでお伝えします!
ご興味ある方は是非一度、こちらのご案内ページをご覧ください。

 

東京、大阪、それ以外の都市でもご要望さえいただければ順次復活開催いたします。
それでは、今日はこの辺で(^_-)

 


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