
「MRIを撮ったら、頸椎ヘルニアと言われた」
「5番、6番の間が狭くなり神経を圧迫していて、元には戻らないと言われた」
「この痺れや痛みとは、一生付き合っていくしかないのか…」
表参道の当院には、こうした切実な悩みを抱えた方がよく来院されます。
しかし、メディカルトレーナーとして活躍した時代にたくさん医科学を学び、また現役の鍼灸師としてたくさんのクライアントさんを見てきた経験から、断言できることがあります。
それは、「画像上の異常(ヘルニア)=今の痛み・痺れの原因」とは限らないということです。
なぜ、病院では改善しなかった症状が、鍼灸、特に「経絡(けいらく)治療」で劇的に改善するのか? その医学的・臨床的な理由をプロの視点から解説します。
目次
「ヘルニア=痛み」という思い込みを捨てる
まず知っていただきたい驚きの事実があります。
実は、健康でまったく痛みがない人の首や腰をMRIで撮っても、3割近くの人にヘルニアが見つかるという研究データがあります。
つまり、ヘルニアがあっても痛くない人はたくさんいるのです。
では、あなたの今の痛みや痺れは何が原因なのか?
それは、骨や軟骨の問題ではなく、その周囲にある「筋肉の過緊張」と「血流の停滞」であることがほとんどです。
神経が物理的に少し圧迫されていても、その周囲の血流がよければ、神経は炎症を起こさず、痛みも発しません。
逆に、筋肉がガチガチに固まって血流が悪くなると、神経は酸欠状態になり、強い痺れや痛みをあげ始めます。
多くの鍼灸治療が狙うのは、この「血流」と「筋肉の柔軟性」の劇的な回復です。
なぜ「経絡(けいらく)治療」が首からのしびれに効くのか?
当院では、痛みがある首だけに鍼を打つようなことはしません。
それどころか、患部には基本的に鍼は打ちません。
その代わりに、全身を巡るエネルギーの通り道である「経絡」を整える治療を行います。
「首が痛いのに、なぜ手や足のツボに鍼をするの?」と不思議に思われるかもしれません。しかし、これには明確な医学的根拠があります。
① 遠隔操作で「神経の出口」を広げる
首から腕へ繋がる神経は、いくつもの筋肉の隙間を通っています。経絡治療で手足の適切なツボを刺激すると、筋膜の連動を介して、首まわりの深い筋肉がフワッと緩みます。これにより、神経の出口にかかっていた圧力が物理的に軽減されるのです。
② 自律神経を介した「微小循環」の改善
経絡刺激は、自律神経に働きかけ、全身の血管を拡張させます。特に神経根(神経の根元)のまわりの微細な血流が改善されることで、蓄積していた痛み物質や浮腫(はれ)が洗い流されます。これが、一回の施術で「あれ? 腕が軽い!」と感じる即効性の正体です。
③ 脳の「痛みスイッチ」をオフにする
長引く痛みは、脳が「痛みの回路」を学習してしまっている状態です。経絡治療による心地よい刺激は、脳内鎮痛物質(オピオイドなど)の分泌を促し、脳が過敏に感じ取っている痛み信号をリセットする効果があります。
表参道で「根本改善」を目指す、あなたへ
当院の鍼灸治療は、単なるマッサージや一時的な鎮痛ではありません。
あなたのカラダが本来持っている「自己修復力」を最大限に引き出すためのスイッチを入れる作業です。たとえ頸椎5番、6番に構造的な変化があっても、それを補って余りある「健やかな循環」を取り戻せば、痛みや痺れに怯える生活から卒業できるのです。
私自身、歩けないほどの腰椎ヘルニアを経験しましたが、今はまったく症状がありません。それは、身体のバランスを整え、循環を維持し続けているからです。
結びに:諦める前に、一度ご相談ください
「もう手術しかないと言われた」
「どこに行っても変わらなかった」
そうやって肩を落として表参道の街を歩いている人にこそ、経絡治療の力を知っていただきたい。
首の痛みや腕の痺れは、カラダからの「これ以上は無理だよ」というサインです。そのサインを無視せず、正しく読み解き、全身を整えていけば、あなたのカラダは必ず応えてくれます。
その一歩を、ぜひ当院で踏み出してみませんか?
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