本気で1人の人を丸ごと健康にする
どこまでも共に成長し続けながら
かれこれ25年、ひとのカラダと向き合って来ました。数え切れないくらいのカラダを見て来てなお、その多様さに日々学ぶことがあります。
多くの人にとって自分のカラダの状態をいつでも正確に把握することは難しいように感じます。なぜなら、人はいつでも自分に期待し、ポジティブに思考したい生き物だからです。
さらに、感情に大きく左右されることでカラダも思考も変化します。やがて、そこにパターンが出来上がるのですが、それにも気づかず、同じ痛みや不具合を繰り返す人を私はたくさん見てきました。
そんな把握が難しい自分のカラダに対して、何か不調があるとあそこの治療院、感情を含め心が痛んだ時はあの人のところ、カラダを強くするならあそこのジム。多くの人はそうやって個々の専門家を訪ねます。しかし、そこに一つの大きな問題があります。
それぞれの専門家の意見が違うので、聞く側が混乱し、効率的に問題解決へとまっすぐ進んでいないケースが多いのです。
かつて、私は競技スポーツのチームトレーナーとして、選手の健康を預かっていました。カラダを早期回復させたいトレーナーの助言に対し、一方ではフィジカルコーチが過負荷をかけてハードなトレーニングをさせる。その板挟みで選手自身はコンディション調整に手間取る姿をたくさん見てきました。
その経験から、私はメディカルトレーナーとしての仕事に加え、フィジカルコーチとしての学びを経て、トレーニング指導まで担うようになりました。
1人の人を丸ごと全部見ることで、守備一貫したカラダづくりが出来るようになり、結果として自ずとその人のパフォーマンスも上がりました。
それが私の仕事の上での根底にある揺るぎない考え方です。
トレーニングやリハビリが必要なら「BODY TIPS」へ、その前に傷んだカラダを手当てし、元通りの状態に整える必要があるなら「わお!」へ、それぞれで提供しているサービスはいずれも私がすべてを担います。
受ける側のみなさまには、こう言う時にはこうするという知恵と知識と行動を身につけてもらえたらと思っています。
そういう人が増えることで、日本人の真の健康に貢献したい。それが私の想いです。
代表プロフィール
代表 ストーリー
大学卒業後、いくつかの会社勤めを経て、単身アメリカへ。1年半ほど興味の赴くまま学び帰国。その後、外資系航空会社に入社し5年ほど務めるうち、新卒時に抱いていたスポーツの世界で働くという果たせなかった夢にどうしてももう一度チャレンジしたくなり一転、鍼灸学校に入学し競技スポーツチーム専属のトレーナーを目指す。
鍼灸師免許を取得し卒業した2001年よりいくつかの社会人スポーツチーム専属トレーナーとして活動。その後、広く一般の方のココロとカラダの健康に関するコンディショニング・トレーナーとして現在は表参道に場所を構え活動している。
競技スポーツの現場で勝負の世界の緊張感をずっと感じていたくて選んだこの仕事は、自分が心からやりたいと思ったことをまっすぐに目指し、現実化することが出来た、自分の人生最高の成功体験でした。
30歳過ぎての転身にまわりのほとんどの人が否定的だったにも関わらず、それが出来たのは紛れもなく人との出会いに恵まれたことでした。
しかし、振り返って思うのは、トレーナーとして働きたい!という希望に向かって日々学び、アルバイトをしながら現場での経験を積んでいた数年間、まわりからは大変だねぇと言われながらも、本人は毎日が楽しくて楽しくて夢のような時間を楽しんで過ごせたこと、それが夢の実現につながったのだと思っています。
さらに、その修行時代の数年間は正直、どんどん貯金はなくなり、やがて底を尽き、入ってくるものは僅かだったにも関わらず、絶対にトレーナーになるんだ!早くなりたい!なんてまるで思っていなかったことがよかったんだなぁと思います。ただただ、毎日が楽しかった。遊んでいる子供と同じ感覚だったのかもしれません。
その甲斐あってかどうかはわかりませんが、鍼灸学校を卒業と同時に社会人女子バスケットボールチームの仕事に就くことが出来ました。その後、ラグビーを始め、さまざまな競技スポーツのチーム・選手を裏でサポートするトレーナーとして活動することが出来ました。夢を実現してスポーツの現場に立ち続ける日々はずっと夢の中にいるような毎日でした。
その後、スポーツの現場を去り、そのキャリアを生かし一般の方の健康をサポートするコンディショニングトレーナーとして活動を始めました。当時はまだパーソナルトレーニングというものも世に出始めるかどうかくらいの頃で、なかなか一般の方への認知も進まず、集客にもとても苦労をしました。そこでお世話になった方々にも恩返しどころかご迷惑ばかり掛け、それまでのスポーツの現場で働いていた時のしあわせで夢のような時間とは真逆の毎日になっていました。
3年踏ん張った末、このまままでは先行き真っ暗にしか思えず、一念発起して大きな借金をし、2010年8月、渋谷のど真ん中に大きなジムを構えました。それが今のこのBODY TIPSのスタートです。スタッフも3人抱え、アスリートに提供していたトレーニング、治療、リハビリ、栄養士によるカウンセリングなど、あらゆるカラダに関するサービスをアスリートと同じレベルで一般の方に提供する、当時もまだそんな場所は他にほとんどない時代にオープンしました。
ここでも最初の1年はかなり認知されるのに苦労しましたが、次第に世の中にパーソナルトレーニングが認知され始め、やがて朝から晩までフル回転で忙しい日々を送りました。その後、苦労かけっぱなしだったスタッフたちがそれぞれの決断でそれぞれの道に進み、1人になった私はそれを契機に表参道に移転し、今に至ります。2015年春のことでした。
1人になってからその身軽さに、今まで以上に興味を持ったものがあればすぐに出かけて行き、たくさんのことを学びました。そして、学んである程度それを実践し、自分に落とし込んだらアウトプットすることを課しました。すでに2012年5月に初めてセミナーを開催していたのですが、その時のカラダの使い方を教えるセミナーが好評で、その後は運動指導者や一般のカラダを大切にする人たちにもわかりやすい動くカラダの解剖学セミナーなど、さまざまな内容でお伝えすることを続け、気づいたら毎月欠かさずもう10年以上いろんな方に伝えています。
これまで学んだことはカラダの域に止まらず、ココロのこと、エネルギーのことなど、1人の人のカラダを通してあらゆる相談に対応できるようになり、提供できるものにも自ずと変化があり、今までとは違うものを望んで来られる方も増えました。そして、何よりも自分が提供したいものが変わってきました。
人それぞれ今よりもっと気持ちよく毎日を楽しんで、1日1日を納得し、充実感にあふれた笑顔で生きていく、そのために不要なものは捨て去り、必要なものはどんどん取り入れ、その人に最適なことを提供しながら人生を変えて行くお手伝いをする、ライフコーチのようなセッションにも人が集まり、活動の幅を広げています。
ただ、人それぞれ抱える問題の根っこがココロにあろうが、目に見えないエネルギーにあろうが、それに本人が気づく入口は必ずこのカラダにあります。それを感じ取れないで他のことに取り組むのは結果的に回り道になるかもしれません。だから、まずは自分のカラダに感謝して、意識を向けること、それがすべてのスタートです。
そのお手伝いをするために、2024年9月より、カラダづくりのための「BODY TIPS」、そしてカラダの痛みや不具合をなくし、元通りの状態に整えるための「わお!」という2つの異なるブランドでサービスを展開していくことにいたしました。是非たくさんの方にご利用いただければと思っています。